初めてのデート。
これがどれだけ重要であるかは、わかっていただけると思います。

では質問です。

あなたがある日、お相手と初めてお会いして、次回また会いましょうってことになりました。

いつにします？
何時くらいから会います？
どこに行きます？

はい、どうぞ！

うーん、平日は仕事で忙しいから土日のどっちかがいいかなあ。
場所はどこでもいいや。あっ、そういえばディズニーが大好きだって言ってたから、
ディズニーランドとかでもいいかなあ。
そういえば、オレも久しく行ってないなあ。

あっ、オレの仕事、木曜休みだから、木曜がいいかなあ。
彼女は土日休みって言ってたから、彼女が良ければ、彼女の仕事終わりに合わせて、晩御飯でも一緒に食べれたらいいかなあ。

さあ、あなたはどっち派？

当然オレも平日休みだから、あとの人と一緒かなあとか、そんなことを聞いてるわけじゃないですよ。
ガッツリ、ド定番のディズニーに行っちゃうか、平日のディナーか。

はい、ディズニーって思った方いますかー？

あっ、いたいた。あなた、どうしてディズニーにしたんですか？

いやあ、彼女がディズニー好きだし、オレも久しぶりだから楽しいかなあって。

はい、みなさーん！
この意見に賛成の方いますかー？

って、寸劇も疲れてきたので、この辺で。

もし、あなたがこの二択でディズニーを選んだとしたら、

残念でした。と、言わざるを得ないです。絶対ってわけじゃないですが。。。

なぜか？

初デートって、何のためにするんでしたっけ？

お互いのことをもっとよく知るため、ですよねえ。
それから、どうしたいですか？あなたは？

また次もデートしてもらいたい。

そうですよねえ。

だから、あなたの初デートの目的は、次もまたデートしてもらうことなんですよ。
それも、お相手が、いやいやじゃだめですよ！
お相手がまた会いたいって思わないといけないんですよ。

じゃあ、あなたはどうするか？

次も会ってもらうにはどっちが確率が高いか？

この目的だけに集中するわけです。

恋愛には段階がありますが、まだあなたは最初の関門、初デートの予約券を手に入れたのみに過ぎないんです。
上の例で、ディズニーって答えた方みたいに、楽しんじゃおうかなあっていう回答は、最もバツです。
もう付き合ったとでも思ってるんじゃないでしょうねえ⁈って言いたくなります。

仕事に例えた方がわかりやすいですか？

あなたにとっては非常に大きな企業に飛び込み営業で行ったら、ラッキーなことに受付の女性が、だれかに取り次いでもいいって言ってくれたとします？

だれを呼びましょうかって聞かれたら、だれって答えます？

ふつうはあなたの会社の商品の説明をして、それを扱ってる部署の方って言いますよねえ。

あなたがディズニーに行こうって思ってることは、そこで、

社長をお願いします！って言ってるようなもんなんです。

そこで、バッサリ言われるんです。

社長はアポイントを取った方しか取り次がないように言われてますのでって。

終了です。

じゃあ、初デートで、「担当部署の方をお願いする」ってどういうことか？

ちょこっと会って、あなたをアピールして、あなたがお相手にとって、こんな風に一緒にいると会話が弾んで楽しいでしょ！もっと会ってみたくなったでしょ⁈って、アピールしていくことなんです。

担当部署の方をだれでもいいから呼んでもらって、お会いして名刺を渡して、あなたの会社の商品概要をお話しして、

次回詳しい資料をお持ちします。

って言って、できればその場で次のアポを取る。

ここまでです。

 

最初に、お見合いなのか、婚活パーティなのか、どこかで会ってるわけだから、名刺を渡して商品概要を話す段階はもう終わってるんじゃないの？

って思った方もいるかもしれませんが、お見合いっていう独特なシチュエーションで会ったり、パーティなどの大勢の中で会ったっていうのは、１回に数えないほうがいいのではって思っています。

なぜなら、人の気持ちやイメージは非常に曖昧だってこと。

前回会ってみたときは、あっ、なんかこの人ちょっと素敵かもって思って、次も会ってみたけど、なんか、イメージ全然ちがーう！

ってことを平気で言います。
残念ながら、女性はみんなそうです。
わたしも含めて。

このパターンの最たる例が、スキー場や海で会ったら、超カッコよかったけど、街で会ったら、ただのおじさんだったってやつです。

こんな残酷なセリフをあなたがいないところで吐かれ、女子会でゲラゲラ笑いながら、ネタにされてしまうっていう、屈辱的な結末を迎えてしまうっていう可能性が初デートには全然あるってことなんです。

それも会った瞬間から屈辱的な結末へのカウントダウンが始まるって可能性が高いのです！

あれっ、この前スーツで会った時と全然イメージ違うっていうか、普段着、ダサすぎ！

絶対にムリ！

そこがディズニーだったら最悪です。

女性はムリって決めたら、ムリなんです。

でももったいないからディズニーには行く。
いや、強硬な人は、トイレでお友達に５分後に電話をするように仕込んでおいて、

あれっ、お兄ちゃんだ。珍しいなどうしたんだろっ。
ちょっと電話出ますねって言って、

えー、大変！わかった、すぐ行く！って戦法もあり得ます。
お金を払う前なら。

お金を払ったとしても、あなたにとって残酷な一日が待っています。

一緒に並んでもすぐ無言。沈黙が続く。
あなたが話しかけても、うん、か、ちがう、のひとことだけ。

さらには、そう言えば、さっき、スペースマウンテン乗るって言ってたよねえ。
わたし、あれ、むかしから、暗くてなんかコワくてダメなんだ。
せっかく来たんだから、乗りたいんだったら、乗ったほうがいいよ、絶対！
だから、ここから別々に行動しない！

っていう強硬手段をとってくる可能性すらあり得ます。

何度も言いますが、女性はムリって決めたら、ムリなんです。

なんかディズニーのお話が長くなってしまいましたが、お話を戻します。

最初の質問、ディズニーか平日ディナーか？

もちろん、平日ディナーを選ぶべきです。

そしてできればその日お相手とお別れするまでに次のデートの予定を入れる。
その目的に集中するのです。

そして次回めでたくお相手がまたあなたに会う時の気持ちの盛り上がり度は、初デートでのお相手の満足度次第！

次回、あなたと会うときに上司を同席させてくれるか、とりあえずまたひとりでお話を聞きますって言われるかって感じですかねえ。さっきの飛び込み営業の話で言えば。

どうですか？初デートの重要性、わかっていただけました⁈

初デートの目的は、次のデートの約束をするってこと。
それも、できるだけお相手から、今度は白金のフレンチに行きたい、次はお台場に行きたい、銀座に行きたい、六本木に行きたいって、ドンドン、ドンドン行きたいところを言ってくれるぐらい！

この状態にあなたが何回目のデートに持っていけるかが、あなたの腕次第なわけです。

ちなみにこの、女性が、○○に行きたいっていうこと。

これがスキスキビームなんです。（この昭和な表現、また使ってしまった！）

覚えておくと、お相手の気持ちがわかりますよ！

あっ、あなたがモテお君だったら、そんなこと、わかってますよね！

最後に、初デートの秘訣。

それは、お食事程度の３～４時間程度にしておいて、

お相手に次も会いたいって思ってもらって、

次のデートの約束をする。

この目的に集中するってことです。

２回目のデートを迎えるあなた。
まだまだ付き合ってるって勘違いしてる場合じゃないですよ！

ここからがあなたの真価が問われるところ。
そう理解して、デートに臨んでください。

男性と女性はそもそも違います。

男女平等のこの時代においても、絶対的な性差はあります。

これは紛れもない事実です。

子どもは女性にしか産めないっていうのもその一例。

 

女性であるわたしが、男性にお伝えしたいこと。

あまりテクニックばかりに走ってほしくないですが、
せっかくご用意した「男性の方のためのページ」なのであえてお伝えします。

女性は男性に守られたいって思ってること。

このことをあなたが理解して、女性に対してうまく表現できれば、ほとんどの女性に対してはうまくお付き合いできるではないかと思います。テクニックという意味では。

だから、あなたの口から発すること、お相手の前で行動すべてが、そのことを理解したものになれば、好感度を持たない女性はいないって思います。

道路を歩くときに、後ろから車が来ると思えばサラッと自分が車道側になる、とか、

あなたが彼女を乗せてドライブしているとき、急に人が飛び出してきて急ブレーキを踏んだ際に、
とっさに左腕を出して彼女をかばう、とか、

こんな物理的に危険からかばうというのもから、

彼女がお仕事で失敗して上司にきつく叱られて落ち込んでいるときに、彼女の様子を理解して、

じゃあ、今日は、おいしいもの食べて、元気になちゃおう！って、励ましてくれたり、

ほんとうに落ち込んでるんだなあって思ったら、

公園のベンチで、自分が辛かったときの話をしてくれたりと、

精神的に支えになってくれるものまで。

ただし、これらの行動は、あくまでもサラッとできなければ意味がありません。

わざとらしかったり、何か下心が見え見えだったら、むしろ逆効果です。

そういった意味では、テクニックといいながら、本心で向き合わなと彼女には伝わらないので、できない人にはできないのかもせれません。

でも、あなたが彼女にやさしくしてあげようって思ってるんだったら、
ただ何でも言うことを聞いてあげるっていうやさしさじゃなくて、
どこかで守ってもらいたいって思ってるって考えながら接すると好感度はグッと上がるのではって思います。

「弱さからくるやさしさ」ではなく、「強さからくるやさしさ」を心がけてもらいたいということです。

仮にあなたが好きなお相手がいて、そのお相手に何とかして自分のことを好きになってもらいたいと思うのであれば、

まずはお相手を理解してすべてを肯定して受け入れてあげること。

それと精神的に物理的、肉体的に彼女を絶対に守ってあげるという気持ちをもって、さりげなく表現することだと思います。

男性と比べて、女性は非常に細かくお相手の言葉や行動を観察しています。

大げさではなく、一挙手一投足をあなたはみられていると理解することです。

これはあなたから見て非常に気が強い、いわゆる男勝りだなって思える女性も同じです。

むしろそういったタイプの女性ほど、もしあなたにだけは弱い部分を素直に見せられるって感じたら、あなたにハマるかもしれません。

このやさしさがうまくあなたなりに表現できて、
お相手が、デート中なのに次のデートが待ち遠しい！って想ってくれるくらいに、
おふたりの時間をお相手が最高に楽しいと思ってもらえるようにできるか？
ここがあなたの腕の見せドコロというわけです。

他にも言いたいことはたくさんありますが、あまり言い過ぎると、あなたがほんとうにテクニックばっかりに走ってしまいそうなのでこの辺にしておきます。

これだけお話しして、今さらって感じなのですが、

最も大切なのは、彼女にとって今あなたがどうしてあげることがいいのかって、いつも真剣に考えてあげられる思いやりの気持ちを持ち続けるってことですからね！

その気持ちがないのに、テクニックだけに走って何とか彼女に好きになってもらおうって思ってもムリですからね！

 

ここまでお話しさせていただいて、男性であるあなたは、女性とは基本的に違いがあるってことはわかっていただいたでしょうか？

そこを理解して女性であるお相手の一挙手一投足をあなたが冷静に対処しながら、彼女と接する。

ここまで押さえていただいたら、最後の一押し。

お付き合いするには？

さらに回りくどく言えば、「お相手がこの人とお付き合いしている！と認識する状態」にするには？

ここまでお話しして、男性の方のためのページを締めくくりたいと思います。

★最後の一押しの２パターン★

ここからのアプローチは大きく分けて２つです。

言葉が先か行動が先か？

どちらがいいのかは、あなたのキャラクターや信条によるところが大きいので、はっきりこちらがいいとは言えません。

もしあなたとお会いしてお話しする機会があれば、どちらがいいのではというアドバイスはできると思います。

ただ１つ言えることは、タイミングは逃さないこと。

これはお相手がそのタイミングまでに、あなたのことをどれくらい受け入れているかによりますが、
理想は最初のタイミングを逃したくはないものです。

あなたはそのタイミングで、言葉でお付き合いしたいとか、充分お相手があなたのことを受け入れてくれていると思えば、行動を起こすかどちらかを選択して実行するということです。

えっ、何だか抽象的な表現だらけですって？

ここまでがこのページでお伝えできる限界です！

これ以上は、お会いした時にお話しします！

★むしろ逆セクハラ⁈★

ここでひとつ大切な注意点があります。

言葉ではなく、行動を先に実行する場合、
「充分お相手があなたのことを受け入れてくれていると思えば」という、前提条件を付けさせていただきましたが、このことは本当に守ってください！
もしあなたがご自分で、あまりその場の雰囲気を読めないタイプと思っているのであれば、
行動を先にするのはやめて、言葉でお伝えすることにしましょう！

今の時代、セクハラとかストーカーとか痴漢とか、いろいろと男性にとっては逆にセクハラなのでは？という状況になっています。
あなたの行動が、強引でお相手が了解していない上でのものだと、第三者に伝えたら、もう大変です！

お付き合いできないばかりか、犯罪者です。ですから行動を先にする場合は、細心の注意を！

でもこんなことを言って、またあなたを悩ませてしまうかもしれませんが、言葉ではなく行動を先にサラッと起こせる男性に魅力を感じる女性がたくさんいることも事実です。

ただここまで読んできて気づいていただけたと思いますが、そのことをサラッとできるには、あなたはお相手の気持ちは何でもお見通しでなければいけないということです。

もしかしたら、ここまでのレベルになると、テクニックとは呼べないのかもしれません。

できる人とできない人がいるのかもしれません。

★アイドルの追っかけと恋愛と結婚★

もしそのレベルを目指すのであれば、今から大切なお話をします。

あなたが素敵だな！できればお付き合いしたいなって方がいたとします。

もしそうであれば、そのお相手には一切求めないって決めてください。

お相手が何を望んでいるかだけを真剣に考えて、どうしたらお相手の手助けができるか、喜んでもらえるか、その一点に集中してください。

もっと言えば、どうしたら自分のことを好きになってくれるかを考えて、実行し続けるということです。

なぜこんなにクドクド言うのか？

結婚するにもお付き合いするにも、お相手があなたのことを好きになってもらわないといけないからです。

この当たり前のことを、わかっているようで、全くわかっていない人が実に多い！そう思います。

彼女はこうしたいっていうけど、オレはどうしてもこうしたいから優先してほしい。

オレはそのことには興味がないから、そこには行きたくない。

こんな感じです。

アニメの世界やアイドルの追っかけなら、あなたの一方的な思いだけでいいですよ。

あなたが気が向いた時だけ、○○ちゃん、やっぱりかわいいなあって言っていればよくて、

あなたが忙しいときに、あなたと会いたいなんて絶対言わないわけですから。

でも、恋愛も結婚も双方向なんです。

もっというと、恋愛は双方方向でも、奪い合うような、お姫さまと家来の関係でもいいんです。
あなたがアイドルを想うような気持ちの延長線上で、お相手もあなたを召使のように扱うみたいな。

でも、結婚はそうはいきません。
あなたとお相手はチームになるのでチームないで奪い合ってる場合じゃないんです！
おふたりがお互いを想いあって力を合わせて日々過ごしていかないといけないんです！

だから結婚は、おふたりの間では恋愛と同じく双方向なのですが、
恋愛と違うのは、おふたりの人生、あなたの人生とお相手の人生が同じ方向に向いてないとうまくいかないんです。

男性のためのページお付き合い編。

テクニックのお話をしてきたつもりですが、最後は根本的な考え方のお話になってしまいました。

テクニックを駆使すればある程度までは、女性とそれなりにはうまく付き合えることはわかっていただけたと思います。

そして、テクニックだけでは、あなたの運命の人とは出会いないってことが伝わったらいいなあと思います。